本日購入の書籍
- 作者: 岡野剛,真倉翔
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/01/18
- メディア: 文庫
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都合の良いことに、今年の一月から文庫版が刊行されており、探し回ることなく入手することが出来ました。
早速読んでみると、何処に笑うポイントがあるのか、私には分かりませんでした。
確かに、六百万部の発行部数を誇っていたジャンプ黄金時代の連載作品なだけあって、一定以上の水準を満たした作品ではありますが、基本的には所謂「学校の怪談」系の話が多く、恐怖がメインテーマになっているので、笑える場面はありませんでした。(恐怖と言っても、私は全然怖く感じませんでしたが。)
ギャグシーンも随所に入っていますが、基本は「怪談」「妖怪」などのストーリの合間に細かいものが入っているだけなので、腹を抱えるほどツボに嵌るものはありませんでした。
但し、妖怪の解釈が間違っているものが有るので、その部分をギャグと捉えるなら、全編笑いのネタだらけになりますね。
『連理の枝』の女性は、きっと妖怪馬鹿だったのでしょう。
あの作品は、オタクが矢鱈と出てきました。『ぬーべー』を読んで笑っていた女性の彼氏もオタクでした。特殊な趣味の持ち主同士魅かれあったのでしょうきっと。
そう考えれば、あのシーンは納得がいきます。