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西遊記 DVD-BOX 1

遂に、待望の堺正章主演の、否夏目雅子主演の『西遊記』のＤＶＤ発売が決まったようです。
下ＵＲＬが公式ホームページのようです。

西遊記ホームページ
http://www.vap.co.jp/saiyuki/

これをどれほど待ち望んだことでしょうか、『西遊記』ファン暦五百年(嘘)こんなに喜ばしいことはありませんでした。
香取慎吾が孫悟空を演じた『西遊記』放映時にＤＶＤが発売されませんでしたので、ソフトゥエア化することは無いと、半ば諦めていただけに、嬉しさもひとしおです。
矢張り、宮沢りえでも無く、牧瀬里穂でも無く、深津絵里でも無く、夏目雅子こそが玄奘に相応しいですし、そこに堺正章と西田敏行、岸部四郎がお供を務めたからこそ、あの傑作に仕上がったのでしょう。
主題歌もゴダイゴしか認めません。これは誰が何と言おうと拘泥します。

それにしてもこの時の『西遊記』は、色々な意味で最強の作品と言えるでしょう。
キャスティングが、
三蔵法師 - 夏目雅子
孫悟空 - 堺正章
沙悟浄 - 岸部シロー
猪八戒 - 西田敏行
と、当時としてはこれ以上無い程の絶妙な配役というのが理由の一つではありますが、この作品の素晴らしさはそれだけにとどまりません。
1978年に日本テレビが開局25周年記念番組として企画・制作しましたが、その年は日中平和友好条約が調印された年であった為、当時としては画期的な中国ロケが中国政府の協力の下敢行されていたそうです。
制作費も十億円もの予算を投入し、特撮を『ウルトラマン』でお馴染みの円谷プロダクションが手懸けるなど、これ以上無い位の力の入れようでした。
その為、局側も余程自信があったのか、放送時間をＮＨＫ大河ドラマにぶつけるといった冒険を犯しています。

それだけ気合の入った作品が外れるはずもありません。
大ヒットを記録し、第二シリーズが製作されるほどでした。
そして、国内だけでなく、イギリスＢＢＣを始め海外でも放送されたそうです。
これだけの人気作品、何故今までＤＶＤ化されなかったか不思議でなりません。
裏で版権の激しい奪い合いでもあったのかと邪推してしまいします。

さて、気になる発売日はというと、来月の二十七日になっています。
って、京極夏彦の『邪魅の雫』の発売日の翌日ですか。何も二日続けてそんなビックイベントが起きなくても良さそうなものですが。
仕方がありません。寝食を削って、京極堂と玄奘に付き合う事にします。

それにしても、あと一ヶ月ほども待たなくてはならないのですか。

焦がれて焦がれて

胸が張り裂けそうだよ

玄奘よ！！

何か舞い上がっていますね、私。
二日続けて同じ事やってしまい、申し訳ありませんでした。
でも反省はしていません。