雑記

現代社会において生活を送っていると、好むと好まざるとに関わらず大抵の人は何らかのコミュニティに属して生活をしています。
それは、学校であったり、会社であったり、動向の志が集うサークルや、非営利の活動団体など様々です。

その様な集団生活を行っていると、所属している一個人の行動が制限されてしまうことがままあります。
規則や約款によって、己の遣りたい事が出来ない等といった事は誰にでもあるかと思います。


私も現在、社会集団内の理不尽さに耐え難きを耐え、偲び難きを偲んでいます。
この、己の遣りたい事を出来ない辛さと言ったら、どんな言葉でも顕す事は出来ません。


どうにかしてできないかと思案しています、

家に引き篭もって『邪魅の雫』を読めないものかと。


色々あって、全然読み進めることが出来ません。
未だに百頁も読んでいないのですよ。八百頁以上も有るので、この分では読了まで何日掛かるか分かりません。
昔は、寝食を削ってまでも京極夏彦の妖怪シリーズを読みふけったものですが、今となっては遠い過去の夢の様な日々として、記憶の中みの事となってしまいました。(そんな昔と言うほどの事でもありませんが。)


読書の時間が好きなだけ取れる引き篭もりのニートのことが、今日ほど羨ましく思ったことはありません。
誰か、私を何処か読書に浸れる所に攫ってくれないものでしょうか?

邪魅の雫 (講談社ノベルス)