『ゲゲゲの鬼太郎』5−3

本日は、アニメ第五期の『ゲゲゲの鬼太郎』第三話「怪しき旋律!夜叉」が放送されました。
夜叉と言えば、原作や過去のアニメ作品でも初期に鬼太郎が対決した強敵です。
どれ程のものかと思って見ましたが、昔の作品と比べると夜叉の恐ろしさが減退されていたように思います。


夜叉の演奏する楽器がギターだけでなく、新たにバイオリンを投入したり、誰が夜叉に取り付いているかを探す推理的要素が入っていて、原作を現代風にアレンジして、今の視聴者が楽しめるような演出にしようとしているのは好感が持てるのですが、この夜叉のエピソードの持ち味である「恐怖」を上手く捌く事が出来ていない様に感じました。
多分、尺が短かったのが最大の要因でしょう。前・後編に分けて作れば傑作になったかも知れません。
それを考えると、少々勿体無いことをしていますね。


やっている方向性そのものは間違いではないと思いますので、もう少しシナリオを練って面白い作品に仕上げて欲しいものです。