雑記〜仔犬たちの休暇〜

今日、ニュースサイトを観ていたところ、「プードルと偽ってヒツジが大量に売られている」と言う珍記事を見かけました。


ニュースサイト
http://tokyo.txt-nifty.com/fukublog/2007/04/post_19fa.html#trackback


これは流石にネタだろと笑っていました。
犬と羊ですから、どうやっても間違いようが無いように思います。
先ず、顔の造形や骨格が全く違います。
仮に、百歩譲って、犬と羊の容貌や体型の区別が付かなくとも、歯を見れば違いに気が付く筈です。犬と羊では食性が全く違いますので、それぞれ生えている歯が犬歯と臼歯であるため、歯を見れば別種の動物であることが一目瞭然です。


そして、決定的に違うのがその足です。
羊は偶蹄目に属する獣ですので、当然の如く蹄が有ります。
犬を飼ったならば、絶対に「お手」を覚えさせようとしたり、その愛らしい肉球を触ってみるでしょう。
その時に、足先が蹄になっていれば、羊と断定できるかはさて置き、絶対に犬では無いことが分かります。
ですから、「ごきげんよう」に出演した川上麻衣子が、番組を盛り上げる為にした作り話だと思っていました。



所が、その話をしていたら、仲間内の一人の知り合いが、同様の被害にあったとの衝撃の事実が発覚しました。
又聞きの話なので、もしかしたら此方も捏造かもしれませんが、嘘を付くような人ではないので、真実だと私は思っています。
その人の知り合いの話はと言うと、犬種は失念してしまったとの事ですが、川上麻衣子同様にを購入したそうです。
暫く飼っていると、そのがあまりにもメヤニを出すようになったとの事。
心配したそのの飼い主は、動物病院に連れて行ったそうです。
そこで、医師がそのではなく山羊で有ると飼い主に告げたそうです。
山羊と羊との違いは有りますが、川上麻衣子と全く同じケースです。


それにしても、口元を覗き込まないように、自分で購入したの犬種を再確認しないように、するのがの愛犬家のたしなみなのでしょうか?
もちろん、足元を凝視して肉球を確かめようなどといった、私の様なはしたない飼い主など存在していようはずもないのでしょう。
トップブリーダー。
それはきっと、平成の今日でさえ、温室育ちの純粋培養お嬢様のように、未だ残っている世間知らずな貴重な存在であるのでしょう。