本日観た映画

東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』を観ました。
作品の全てを表していてる副題がとても秀逸です。


地方から上京した何処にでもいそうな青年と、その母親との生活を淡々と描いた様が、本当に何処かであったかのようなリアリティがありました。
それにしても、この主人公は、今時珍しい孝行息子です。三十路を過ぎた程度の独身男性は、大抵一人気ままに過ごしたいと考えるはずですが、この作品の主人公は故郷から親を呼び寄せて同居しています。
私は、地方からの上京者でも、都内で一人暮らししている独身貴族でも無いので、親を呼び寄せて同居することは出来ませんが、彼を見習って何らかの形で親孝行するべきかと、柄にも無く感化されてしまいました。