本日購入の書籍

森博嗣の飛行機乗りの物語『スカイ・クロラ』シリーズの完結巻。
帯を見ると、今度アニメ化すると書かれていますが、この作品をアニメ化しても、果たして面白い作品が出来るのでしょうか?
アニメ化は勿論、実写などの映像化が難しい作品だと思うので、十中八九失敗すると予想していますが、さてどうなることでしょうか。


それはさて置き、森博嗣はもっと刊行ペースを落としても構わないので、もう一寸密度のある作品を出してもらいたいものです。
本をパラパラ捲ると、文章がスカスカで空白が目立つ頁が沢山あります。
速筆なのは結構な事ですが、もう一寸密度の濃いものを出して欲しいものです。

赤城毅の『オフィス・ファントム』シリーズ第二弾。私が思ったよりか早く刊行されました。
今回のあとがきには、前作で名前だけ登場した「黒紋田びばり」先生が登場しています。
紅白歌合戦の時の小林幸子美川憲一の衣装の様なドレスを身に纏った、細木数子に似た容貌で、マリーアントワネットの様な高圧的な物言いをするインパクト絶大なキャラクタです。
つよポンは、いうまでもなく仮名などとさも実在する人をモデルにしているように書いていますが、まず間違いなくこのあとがきの為に創作されたキャラクタでしょう。
幾ら文壇に奇人・変人多いと噂されているとは言え、ここまで変な人は絶対に居ないでしょう。流石に、ねえ。