本日購入の書籍

ジャンプ SQ. (スクエア) 2008年 02月号 [雑誌]

ジャンプ SQ. (スクエア) 2008年 02月号 [雑誌]

藤崎竜の『屍鬼』を目当てに今回も購入しました。
漫画版の『屍鬼』は今回でまだ二回目ですが、名前のある登場人物がもう三十八人も登場しています。
確かに原作も登場人物が非常に多い作品なので、漫画版も登場人物が多くなるのは当然なのですが、大した活躍も無い端役に関しては、律儀に人物紹介する必要はいらないと思います。
しかし、連載二回目になりますがまだ全然ストーリが本筋に入っていません。月間ペースで本当に原作を消化できるのでしょうか?


それと、「SQお試し」の小冊子をおまけで貰いました。連載漫画の見本が幾つか載っている販促品なのですが、そこに興味深いものが収録されていました。それは、「ジャンプスクエア」創刊当時に山手線のホームに掲載されていた宣伝漫画です。
山手線の十一駅にそれぞれ内容の違う宣伝漫画が掲載されていたのですが、東京駅でそれを見かけた時は、中々面白い企画だと思い、内容が気になってしまった為漫画を巡って山手線かと思いましたが、生来の不精さのお陰で実践はしませんでした。
今回この小冊子を読んで、宣伝を追いかけて山手線一周などといった真似をしなくて良かったと心の底から思いました。

DISCOVER妖怪 日本妖怪大百科 VOL.04 (Official File Magazine)

DISCOVER妖怪 日本妖怪大百科 VOL.04 (Official File Magazine)

「日本妖怪大百科」の四号を購入しました。
巻末についている宝船の回文がとても良かったのですが、年越してから入手しても意味を成さないのが残念です。昨年の内に手に入れていれば、初夢が素敵な物になったでしょうに。
今回この本を見てふと思ったのですが、『怪』が世界で唯一の妖怪マガジンと謳っていますが、これが創刊されてからは唯一ではなくなりましたよね?
『怪』のホームページに行くと、未だに「世界で唯一の妖怪マガジン、世界妖怪協会公認『怪』のサイトへようこそ!」と表記されていますが、怪関係者の方はこれに関してどう考えているのでしょうか?

日本版 シャーロック・ホームズの災難

日本版 シャーロック・ホームズの災難

表紙を見たときは買うつもりなど微塵も無かったのですが、どのような作品が収録されているか軽い気持ちで開いてみたのが運の尽きでした。
喜国雅彦の『赤毛サークル』がとても素晴らしく、本編を読み終わったら、思わずてにとってレジに向かっていました。
私がシャーロック・ホームズシリーズにおいて一番好きな『赤髪連盟』を題材にとっているところが一番大きなポイントだったのですが、他にも喜国ならではの下ネタとギャグが上手い具合に原作(?)と溶け込んでいて、非常に秀逸な作品となっていました。矢張り、家中がミステリで溢れ返っている漫画化なだけあって、ミステリ好きのツボを抑える作品を書くのが上手いものです。


上記三点は同じ書店にて購入したのですが、我ながら、年明け早々少年漫画・妖怪・ミステリとバラエティに富んだと言えば聞こえは良いのですが、要は取り留めの無い本の買い方をしているものです。
書店員の方は特に顔に出してはいませんでしたが、このラインナップを見ておかしな人だと思っていたに違いありません。しかも和服を着た人ですし。

魔Qケン 1 (ヤングサンデーコミックス)

魔Qケン 1 (ヤングサンデーコミックス)

シャーロック・ホームズの災難』を購入した後に他の書店にて見かけて、その時は『赤毛サークル』の感動(?)が醒めていなかったので思わず購入してしまいました。
表紙イラストとタイトルからすると野球漫画(魔球ありの超人系)の様な気がしますが、正直野球というジャンルに分けてはいけない様な気がします。
まあ、喜国の漫画を読むような輩は、まともな野球漫画を望んでいないでしょうから(私もその一人ですが)改めて言うまでもありませんですかね。

さて、確かに野球部員の話で、試合をするためにメンバーを集めたり、魔球を開発・練習したりしていますし、野球の試合も行っています。
しかし、これは野球物の範疇ではないと思います。では何だと言われると説明するのが難しいのですが、野球少年を主人公にした、超能力・パンチラギャグ漫画と言えば一番近い様な気がします。
というか、いつも通りの喜国作品です。いつも通りの喜国を期待している人には、とても面白い作品になるでしょう。