『ゲゲゲの鬼太郎』5−77   

ゲゲゲの鬼太郎』第七十七話「雪女!美しき復讐鬼」の感想です。
今週からエンディング曲が変わっていました。登場する巨大妖怪が何なのか良く分かりません。炎の鳥は松明丸でしょうか?

今回は、昨年五月放送の第七話「燃えろ!目玉おやじ」の続きになっています。
昨年鬼太郎に倒された雪女の真白を慕う葵が登場します。彼女は、真白が過ちを犯したが為に鬼太郎に倒されたことを知りつつ、それでもなお鬼太郎に復讐しようとやってきます。
真白に非があると頭では理解できても、大切なものを失ったことを心では納得できないのは外見のようにまだまだ子供だなと感じました。それに比べると、以前登場した真白は、大人の女といった感じがしたので、より伝承にある雪女らしく感じました。葵は、雪女と雪ん子の間の様な感じがします。
この葵が今週四十七士入りを果たしました。雪女が四十七士に入るとは予想していましたが、ぽっと出の新キャラがいきなりの四十七士入りとは以外でした。アマビエやアカマタ、夜道怪といった以前から活躍をしていた妖怪を差し置いているあたり、今後何らかの活躍をするキャラだと見ても良いのでしょうか?


さて、雪女といえば、ラフカディオ・ハーンの作品が一番有名だと思います。
その為、雪女と言えば雪国に住んでいる美女といったイメージが強いです。実際に、雪女の伝承は雪国の各地にありますが、大抵は美人のようです。
それでは、醜女の雪女は存在しないかというと、そうではないそうです。
実際に醜女の雪女の伝承はあるそうですが、男の助平心により人為淘汰されたようで、醜女の雪女は殆ど語られる事が無くなった模様です。確かに、妖怪といえども同じ女なら、醜女より美女に遭遇する方が良いでしょうからね。