『魍魎の匣』８

『魍魎の匣』第八話「言霊の事」の感想です。
今回は監察医の里村が登場していました。
原作においては、切り刻むのが何よりも好きだという変態医師ですが、アニメでもその変態振りが健在で安心しました。寧ろ、声を吹き込んだことによって、そのマッドさがより際立っていたようにも感じました。アニメが小説よりも優れている点の一つは、音声がある事によってリアリティを表現できるとがあげられると思います。今回の里村は、声優さんの演技が原作のキャラクタにマッチしていたため、そのリアリティが上手く表現できたのではないでしょうか？

ストーリも盛り上がってきたと思います。
野郎三人だけで話し込んでいた先週までと打って変わって、色々な場面が切り替わっていたのが印象的でした。
今週あたりから来週にかけてが、前半部分の山場になるのでしょう。
今回、楠本頼子が久保竣公に連れていかれ、これから彼女がどうなるか？といった次回が非常に気になる引きになっていて、次週が凄く気になります。
私は原作を読んでいるので展開を知っているのですが、それでも非常にどきどきしてしまいました。原作未読の方は、もっと気になって、やきもきしながら一週間を待つことになるのでしょうね。