ニャニャニャの特典(DISC:2)

DISC:2の特典は、「中国妖怪パオズの暗号 消えた目玉親父を探せ!」と題した、声優主演の実写映像作品です。これは『劇場版 ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂』の映像特典の続き物になっています。
しかし、劇場版の特典を見ていなくても問題ありません。大した筋などないどうでもいい話ですから。


出演声優の人が担当キャラクタのコスプレで登場するのですが、これがなんとも言えない出来栄えです。
特にかさばけのやっつけ感が酷過ぎる。何しろ、ただの私服着たおっさんが背中に傘を仕込んでいるだけですから。
コスプレというより、最早小学生のごっこ遊びレベル。いくら低予算のやっつけ企画とはいえ、これはないだろうといったできです。
同じくやっつけコスプレでも、呼子は案外ありなのではと思えました。和服を着て防災頭巾を被っただけなのですが、意外と防災頭巾がそれっぽく見えて笑えました。

そして、一番のショックは、なんと言ってもイケメンの鷲尾さんがただのおっさんになったことでしょう。
中の人とアニメのキャラクタが似ていないと分かっています。まさか、美形キャラを演じているのは、キャラクタのイメージ通りなどといった幻想を持ってはいません。
しかし、実際に目の当たりにすると、こういろいろとイメージが崩れてしまいます。
やはり、声優さんは裏方に徹するべきだと思いますよ。


前回は境港がロケ地でしたが、今回は横浜中華街と箱根芦ノ湖が舞台となっています。
ここで目玉親父を探すと称して中華饅の食べ比べをしたり観光をしたりします。中途半端な寸劇はいらないように思えます。


芦ノ湖では、封印された芦ノ湖入道を鬼太郎たちが救出する展開が描かれます。
芦ノ湖入道なんて妖怪は聞いたことがありません。どうやら以前鬼太郎と戦ったらしく、そのときはバックベアードに操られていたとか。
webで検索したところ、箱根園で「ゲゲゲの鬼太郎 妖怪パニックアドベンチャー 〜激闘!!芦ノ湖入道〜 」というアトラクションがあったのを見つけました。そんな事やっていたとはまったく知りませんでした。
芦ノ湖入道に関しては妖怪解説は必要ないでしょう。


そして、目玉親父が見つからないまま終了。次回に続くそうです。
って、これまだやるの?
『鬼太郎』のDVDがまた出るというのは嬉しく思うのですが、この路線の企画はもう必要ないでしょう。
普通にスタッフインタビューとかの方がまだ楽しめます。