本日購入の書籍

赤城毅の『ノルマルク戦記』シリーズ漸く完結です。
お蔵入りになってしまった『ノルマルク戦史』からどれだけ待ったことでしょうか。
無事に物語りに幕が降りました。作者自身も、喜んでいるようです。


さて、毎度恒例の後書ですが、6巻の「挽歌の彼方へ」には収録されていませんでした。
後書を書きたくないがために、二冊同時に発売したと穿った見方をしているのは私だけでしょうか?
どうせなら、二冊同時に発売ではなく、七、八月と二ヶ月連続刊行にして、それぞれに後書を載せて貰いたかったです。
とは言え、7巻の「滅びの星輝くとき」の後書も(つよポンにしては)大人しく、普通と切り捨ててしまえるような内容でした。
全国十七人は居ると推測される、あかぎのあとがきファンの為に、もっとはじけて貰いたかったです。残念。
今回唯一辛うじてはじけている部分は、

ちなみに、丸取編集長は、身長二メートル近くあり、学生時代は空手部に所属、現在も出社すると、瓦の試割をして、部下をびびらせるのが趣味というナイスなタフガイです。よいしょヨイショ。

という部分でしょうか。
よいしょと言いながら、全く持ち上がっていません。寧ろ逆効果です。
野バナシさんなら、ここで乱入して、つよポンをしばき倒すところですが、丸取編集長は、上記の人物像とは掛け離れた常識人のようで、あとがき内には乱入しませんでした。

編集者とつよポンの対話こそが、あとがきの肝だと思いますので、それがないと矢張り駄目ですね。


もし、集英社で次のシリーズが始まるならば、

さて、次ページより始まる「あとがき」には、世間一般に読後感とか余韻と呼ばれるものをぶちこわしにする要素が多々含まれております。くれぐれもご了承いただいた上で、お読み−あるいはお読みにならずに封印−して下さいませ。

と、注釈が付くようなあとがきを書いてくれることを願っています。
期待していますよ。丸取編集長。



あ、因みに本編はまだ一行たりとも読んでいません。