神田古本まつり

ビブリオマニアのメッカ、神田神保町で行われた「神保町ブックフェスティバル」に行ってきました。
お目当ては、「大極宮」で出品している京極夏彦のサイン入りのグッズです。
京極ファンとしては、当然押さえておかなければならないでしょう。

そんな訳で、会場時間に合わせて「大極宮」のブースに行くことにしました。
しかし、到着したのが10時20分頃、10時半の会場時間前にも関わらず行列が出来ています。ざっと観た所二、三十人位でしょうか、今回は、大沢、宮部、京極の各作家のサイン本の販売が無いにも拘らずこの行列、もう少し早く来れば良かったと軽く後悔しました。


そんな長蛇の列の後ろについてしまったため、買い物待ちに豪く長時間掛かりましたね、約一時間程でした。
お陰で、持参した積読をかなり消化することが出来ましたが。


さて、長時間並んで得られた今回の成果ですが、朗読会のパンフレットと、ブックエンドのみでした。
他には目ぼしいものが無かったですね。出来れば、『姑獲鳥の夏』のタンブラーが欲しかったのですが、置いてありませんでした。

大沢、宮部、京極のサイン入りのパンフレットです。
大沢、宮部は自分の名前を、京極は意味不明な単語をサインしてあります。

前回のイベントで購入したときは、「信長の野菜」と入っていましたが、今回購入分は「十四人」でした。
前回は在庫が沢山あり、色々な物の中から選べたのですが、今回は私が見たときには既に四部程しか残ってなく、今ひとつなサインのものしかありませんでした。
なんとも残念です。

そして、此方がブックエンド。

二対一組で、御値段何と四千五百円。驚きの価格です。
京極夏彦デザインとは言え、いくらなんでも高すぎです。全く、ボッタクリもいいところです。

とは言いつつも購入しましたが。


後におまけとして『ドリームバスター2』のポスターが付いてきた他に、籤引きで『ブレイブストーリー』のポーチが当たりました。

ポスターと、ポーチが付いて来たのは良いのですが、どうせ宮部みゆき作品のグッズなら、『本所深川ふしぎ草子』や『幻色江戸ごよみ』或いは、『初ものがたり』の方が良かったです。
それが無理ならせめて、『震える岩』か『天狗風』のグッズにして欲しかったです。
宮部みゆき作品は好きで結構読んでいますが、彼女のファンタジー物には食指が動かないので、『ブレイブストーリー』も『ドリームバスター』も『ICO』も読んでいません。読んでいない作品のグッズがあっても、全然嬉しくありませんでした。

個人的には、『ドリームバスター2』ではなく、高橋秀樹のポスターだったら最高だったのですが。


今回、サイン本があれば、大沢在昌の『バスカヴィル家の犬』を購入しようかと目論んでいましたが、『バスカヴィル家の犬』どころか、サイン本自体が一切ありませんでした。
次回があれば、是非ともサイン本販売を復活して頂きたいものです。