今日は何の日〜ハロウィン〜

今日は、「Trick or treat!」の台詞で有名なハロウィンです。
ここ数年で、街中の様々な場所でディスプレイされているのを見かける様になりました。
この分で行くと、近いうちにクリスマス並みにメジャーな行事になるのではないかと思います。


しかし、有名になるのは良いのですが、最近のハロウィンの認知のされ方が、企業の営利目的を主体とした宣伝によるものでしかないように見えるのが気に掛かります。
今年も、様々な所でハロウィンの仮装パーティが行われているようですが、果たしてその参加者の何人がハロウィンの来歴を知っているのか疑問でなりません。

特に万聖節(All Saints' Day)を知っている人となると、殆どいないのではないでしょうか?


お化けが好きな私ではありますが、現状のハロウィンはとても好きにはなれません。
きっと、本来のあり方と違う形で、お祭り騒ぎが起こっているからなのでしょう。


諸行無常という言葉があるように、物事は全て時と共に移ろい行くものですから、祭りもまた時代と共に変化していくことは解っているつもりです。
しかし、矢張り昔からの伝統が変遷したり、捻じ曲がったりするのは哀しいものがあります。