本日購入の書籍

台風の接近により荒れている天候の中、わざわざ書店まで出向きました。

本日購入の一冊目は、はやみねかおるの『名探偵夢水清志郎事件ノート』シリーズ第三弾『消える総生島』です。
元は児童文学なので、平易な文章で綴られていますので非常に読み易いのですが、中身は子供騙しに終わらない本格的なミステリになっています。
子供向けの作品だからと言って手加減したりせず、本気で子供たちに面白い本を提供しようとする作者の心意気が伝わってくる素敵なシリーズです。

バッテリー (5) (角川文庫)

バッテリー (5) (角川文庫)

バッテリー (6) (角川文庫)

バッテリー (6) (角川文庫)

他には、あさのあつこの『バッテリー』の4、5巻を購入しました。

この作品、矢張り映画同様に、主人公の原田巧に好感をもてません。
我が強い独りよがりな投手は、野球ものにおける定番主人公なので、作品の主人公として相応しいキャラクタ設定だと思うので、作品に対しての違和感はありません。
しかし、個人的に他の人との間に壁を作り、自分の意見を押し通そうとする姿勢は、個人的には受け付けることが出来ません。
団体競技を主題に取っていますので、そのうちチームメイトをはじめとする他の登場人物と打ち解けて、最後には性格が円くなった好青年になってくれる事を期待して読み進めています。