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僕たちの好きな京極夏彦 全小説徹底解析編 (別冊宝島 1485 カルチャー&スポーツ)

僕たちの好きな京極夏彦 全小説徹底解析編 (別冊宝島 1485 カルチャー&スポーツ)

別冊宝島京極夏彦の副読本。今冬『魍魎の匣』の劇場版が公開されるので、それに併せて京極夏彦の作品をお浚いしたい人はこれを読むと丁度良いでしょう。
そういえば、この本は『姑獲鳥の夏』の映画の時に出ていましたね。


巻頭にある「事件現場探訪!」のコーナーが中々素敵でした。
シリーズの舞台となった場面の写真が幾つか掲載されています。結構雰囲気のあるアングルで撮られているので、見ていいると、作中の場面を思い出してきます。
特に豪徳寺の招き猫が良かったですね。文章だけだと招き猫がどれだけあるのか伝わり辛いですが、絵で見ると一瞬で分かりますからね。


ただ、登場人物紹介のイラストはもう一寸どうにかして欲しかったです。
絵のタッチが怖いし、気持ち悪いです。人間の絵のはずですが、妖怪の類か何かにしか見えません。